母がまだ元気なうちから、少しずつ準備を始めておこうと思い、介護用品について調べ始めました。ですが、いざ検索してみると種類が多すぎて、何から揃えればいいのか分からず、正直戸惑いました。
「まだ早い」段階で知っておきたい、基本の分類
| 分類 | 具体例 | 優先度の目安 |
|---|---|---|
| 移動サポート | 杖、歩行器、手すり | 体の変化を感じ始めたら早め |
| 排泄サポート | ポータブルトイレ、パッド類 | 必要になってからで可 |
| 入浴サポート | シャワーチェア、浴槽用手すり | 「怖い」と感じ始めたタイミング |
| 見守り・コミュニケーション | 見守りセンサー、通話機器 | 一人暮らしなら早めが安心 |
すべてを一度に揃える必要はなく、本人の状態に合わせて必要になったタイミングで少しずつ揃えていくのが基本のようです。焦って全部を買い揃えようとすると、結局使わないまま眠ってしまう物も出てくる、という声も聞きました。
介護保険でレンタルできるものもある
車椅子や介護ベッドなど、高額になりがちな用具は、要介護認定を受けていれば介護保険を使ってレンタルできる場合があるとされています。購入する前に、まずはケアマネージャーや地域包括支援センターに相談してみるのがよさそうです。

母はまだ要介護認定を受けていませんが、認定を受ける前の段階でも、どんな制度があるのかを知っておくだけで、いざという時の動き出しが早くなると感じました。
まず揃えておいてよかったもの
実際に揃え始めてみて、優先順位が高かったのは「浴室の手すり」でした。母自身、「お風呂の出入りが少し怖くなってきた」と話していたことがきっかけで、比較的安価で、賃貸住宅でも取り付けやすいタイプの手すりから導入しました。介護用品というと大掛かりなものを想像しがちですが、こうした小さな一歩から始めるのも一つの方法だと感じています。
日用消耗品は、まとめ買いで負担を減らす
パッド類などの日用消耗品は、まとめ買いできる通販サービスを使うと、買い物の負担や重い荷物を運ぶ手間が減るという声も多いようです。定期便のような仕組みを使えば、注文し忘れる心配も減らせます。
実際に相談窓口を訪ねてみた記録
地域包括支援センターに実際に足を運んでみると、想像していたよりも親身に相談に乗ってもらえました。まだ要介護認定を受けていない段階でも、将来を見据えた相談は歓迎してくれるとのことで、パンフレットだけでは分からない地域ごとのサービス情報も教えてもらえました。
特に参考になったのは、「今の段階では何も揃える必要はなく、まずは相談窓口を知っておくことが一番大切」というアドバイスでした。焦って高額な用品を買い揃えるより、いざという時に頼れる場所を知っておくことの方が、結果的に安心につながるのだと感じました。
ネット通販と実店舗、それぞれの使い分け
日用消耗品はネット通販のまとめ買いが便利な一方、実際にサイズ感や肌触りを確認したい用品(パッドや衣類など)は、一度実店舗で試してから、同じ商品をネットで継続購入する、という使い分けをしています。両方をうまく組み合わせることで、無駄な失敗を減らせると感じています。
- 本人の体格やその日の体調に合ったサイズを選ぶこと
- 試供品やお試しサイズがあれば、まず少量から試すこと
- 本人の意向を無視して一方的に用意しないこと
特に最後の点は大切だと感じています。良かれと思って先回りして用意したものが、本人にとっては「もう年寄り扱いされている」と感じさせてしまうこともあるようで、母に対しても、購入前には必ず一言相談するようにしています。
母自身が選ぶことの大切さ
色やデザインを選べる用品も多く、実際に母に選んでもらうと、「介護用品」というより「自分の生活道具」として前向きに受け止めてもらえるように感じました。機能性だけでなく、本人が気に入るかどうかも、長く使い続けてもらうためには大切な要素なのだと気づきました。
これから先、見直していきたいこと
今後、母の身体状況が変わっていくにつれて、必要な用品も変わっていくはずです。半年〜1年に一度くらいのペースで、改めて何が必要かを見直す機会を作ろうと考えています。
今、思うこと
結局のところ、「今すぐ全部揃える」のではなく、「いざという時にどこに相談すればいいかを知っておく」ことの方が、今の段階では大切だと感じています。少しずつ、母のペースに合わせながら、必要なものを一つずつ整えていければと思っています。


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